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作品紹介
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タイトル:動物たちのおしゃべり |
| 詩:山崎陽子 絵:ミルコ・ハナアク |
| 小池書院(1997年発行) |
| 定価:1,400円(税別) |
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コメント:誰の心にも、言いそこねた言葉のかけらや呟きの切れはし、
口には出せない切なる願いの数々が、秘められているものです。
まして物言えぬ動物たちならなおさらのこと。
時には口にしてみたいと思っているに違いありません。
私の出会った”ハナアクの動物たち”は、一見、無愛想なのに、とても人懐っこく、こころよく胸のうちを語ってくれました。
こっそりお聞かせしましょう。
彼らの無邪気な独り言、他愛のないお喋り、ひそかな祈りを… |
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タイトル:ふしぎな ともだち |
| 作:山崎陽子 絵:新野めぐみ |
| ひかりのくに(1998年発行) |
| 定価:460円(税込) |
コメント:私の"初めての友だち"は、幼稚園きっての腕白坊主だったマサオちゃんでした。
私は、ひ弱で背が低く、過保護に育ったために、一人では何もできない情けない子でしたが、入園式の日、まず上履きがはけず、名札のピンもスモックのボタンもとめられず、
べそをかいていたとき、「だめなヤツ!」と叫んで手伝ってくれたのがマサオちゃんだったのです。
年の離れた末っ子で、ひたすら甘やかされていた彼にとって、初めて庇護しなければならない存在に出会えたのが、よほど嬉しかったのでしょう。何かにつけては
「だめなヤツ!」と楽しそうに叫んでは、手を貸してくれました。
私が、マサオちゃんにしてあげられることは一つだけ。好き嫌いの多いマサオちゃんのお弁当のおかずを、そっとひきうけてあげることでした。
どうして仲よしなのかと皆が首をひねるほど対照的な二人でしたが、卒園写真も並んでいます。マサオちゃんの卒園証書がぼろぼろなのは、
私をいじめた子の頭を証書で叩いたからです。
教会の裏の細道で、ふわふわ飛んでいくたんぽぽの綿毛を見あげているのら猫を見たとき、私は、遠い昔の"初めての友だち"を思い出しました。
そして、たんぽぽと猫も、きっと助け合って生きてきた親友に違いないと、ふと思ったのでした。 |
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